2012.11.08 Thursday
写真と文は関係ありません1
前回の続きです。
「大丈夫。大丈夫だからちょっとこっちに来てくれ」
突然見知らぬおじさんに手招きされ、
路地裏へと歩みを進める大仏。
近くで見るおじさんの鼻の穴からは、
ゴーン!っともの凄い勢いで、
鼻毛が飛び出ておりました。
『だ、大丈夫かぁ!?』
写真と文は関係ありません2
主な登場人物
・鼻毛のおじさん
・70歳くらいのおじいさん
・大仏
・謎の男
・謎の女
「このじいさんが部屋の中に知らない男がいるって言うんだ。
ちょっと兄ちゃんも見て確かめてくれないか」
「は、はぁ…」
言われるがまま窓から部屋の中を眺めてみると、
人の気配はなし。
「誰も居ないですねぇ」
「そうだろう?居ないんだよ。
でもこのじいさんは居るって言うんだ。
警察が来て確かめたんだけど、当然そんな奴は見つからなくてね」
写真と文は関係ありません3
するとおじさんよりも更に鼻毛ゴーン!なおじいさんが…
「居るじゃろう!ほらあそこ!こんどは女がいる!」
「じいさん!どこに居るんだよ!?」
「見えんのか!?二人ともおかしいんじゃないのか!?」
「居ないったら居ないんだよ!」
「居るぅ!!」
「居ないぃ!」
「居るぅ!!!」
「……あの…僕はそろそろこの辺で…」
「ああ。突然呼び出したりして悪かったな」
いや、でも、
本当はおじいさんが言っていたことが正しくて、
僕らが間違っていたのではなかろうか。
純粋な心を持つ者にしか見えない、
そんな生き物がいたのかも…
なんて適当なことを思いながら、
再び散歩再開!
(長い前フリでごめんなさい)
こちらはホテル徳川特集のときに発見した謎の鳥居。
以前は結構荒れた感じだったのですが、
心ある方が清掃してくださったのでしょうか。
とってもさっぱりしておりました(感謝!)。
〜さわさか〜
さっぱり繋がりで。
近くにあったコインランドリー。
中に入るとスナックな香り漂う、
シャレオツな椅子が部屋の中央にぽつんと。
この配置センスは、
なかなかのものだと思います(なぜか上から目線)。
NO SMOKING
外国人の方が数多く利用されていることが予想される、
必要最低限な横文字。
古い建物が数多く残るこの一帯は、
映画やドラマ、雑誌の撮影にも頻繁に登場しております。
少し遠いところだと、
豊川悦司さん真木蔵人さんが出演されていた、
阪本順治監督作品『傷だらけの天使』。
※阪本順治監督は吉永小百合さん、柴田恭平さん、森山未來さんなどが出演、
映画『北のカナリアたち』でも福生ロケをしております。
→福生ロケーションサービス
また旬な情報ですと、
WOWOWで現在放送されてるドラマ、
『ヒトリシズカ』で赤線が撮影に使われているそうです。
(フェイスブックでいただいた情報より)
昭和な街並みを歩いていたら、
なんだか昭和な髪型にしたい衝動に駆られ…
入店してみました。
が、誰もおらず。
声をかけても誰も来ず。
雑誌を読んだり、
城や、
飛雄馬を眺めながら、
しばし待機させていただきました。
待つこと数分。ご主人登場。
「いや〜すみません。
今日はこれから大事な用事がありまして、
店を閉めるんですよ」
「うぅ。そうなんですね。
僕、福生のお店なんかを紹介するブログをやっているのですが、
お写真撮らせてもらってもいいですか?」
「どーぞどーぞ構いませんよ」
いろんな物語詰まってる
「ありがとうございます!
お店をはじめてどのくらい経つんですか?」
「私の代で40年。おやじの代からだと70年くらいになるかなぁ」
「やっぱりそれだけの歴史があるんですねぇ」
「でももう時期お店閉めるんですよ。
今日はこれからその話をしに行くんです」
「そ、そうなんですか…こんな歴史ある佇まい…
なんだか勿体ないですね」
まだ決定かどーかはわかりませんが、
もうすぐなくなってしまうかもしれないウチダ理容所さん。
意外な組み合わせでありますが、
EXILEのどなたかも映画の撮影でここを訪れたそうです。
「うーむ。飲み屋さんはまだやってないし、
そろそろ帰るかなぁ」
なんて思いながら歩いていると、
光輝くタイレストランを発見!
この距離がやけに長い!
「一見さんでも大丈夫なのかなぁ」
行けばわかるさ!ありがとう!精神で、
とりあえず入店。
結果、全然大丈夫でした(プハー)。
定休日はだいたい月曜日
タイの家庭料理とカラオケなお店『ウィアンカム』。
営業時間は朝5時から夜22時までという、
この辺のリズムに合わせた仕様となっております。
中華もあるよ!
お料理は品数豊富です。
左が水割り、右がボトルの値段なんですが、
お酒の相場ってこんな感じなのでしょうか?
「なんだか水割りがやけに安い気がするんですが…?」
「うちは安いほうだと思いますよ」
「で、ですよね」
西日が眩しい
「オニイサン。ダイジュブ?」
「大丈夫です」
柿ピーをつまみながら、
フィリピン人と思われるお姉さま方の歌を聞き、
ビールを飲んだ32の昼。
なぜだかわかりませんが盗んだバイクで走り出したい、
そんな気持ちになりました。
やっぱりこの辺は夜ですかね…
赤線と呼ばれていた繁華街(スナック街)関連リンク
◆福生スタイルインタビュー 「ミツコ感覚」監督 山内ケンジさん
◆福生スタイルインタビュー 「ア・ソング・フォー・ユー」脚本家 鈴木聡さん
◆福生グラフィティ #2 若菜 貞雄さん (ピート) 神戸ステーキハウス
◆お花屋さん Prim Rose
◆お肉屋さん ますや
◆ピザハウス カプリ
◆ディスコ EDDIE’S
◆ライブハウス チキンシャック
◆居酒屋 AZITO
◆タイ料理 JEANS
◆ラーメン 鶏豚
◆ステーキ さんちゃん
◆タイ食材 パクナムストア
◆ホテル ニューアサヒ(現在はありません)
◆スナック YUMI
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今日もありがとうございました。
緑の大仏
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