2014.04.27 Sunday
1972年創業。
立川・福生本の表紙にも、
ケーキが登場している老舗、
ミノンにおじゃましてきました。
場所は福生駅から歩いてすぐ、
銀座通り沿いにあります。
ズラーっと並んだ心躍るケーキたち。
遠くは山梨、神奈川、
ほんでもって!
広島から買いに来るお客さんもいるのだとか(驚)。
「ここのお客さんがプレゼントしたら、
とても気に入ってくれてねぇ。
今でも新幹線に乗って、
年に何回か買いに来てくださるんですよ」
本当は立川・福生本の表紙に登場する予定だった、
スペシャルショートさん。
なんでも撮影時に完売で、
代打と言っては失礼ですが、
ミルフィユさんが代わりに打席にたったそうです。
写真の3つは創業当時から変わらぬ味を守り続けている、
ミノンビースケーキ、
ミノンスノーケーキ、
サバラン(洋酒入り)。
「これは昔から変わらない。
このお菓子が懐かしくて、
買いに来るお客さんがたくさんいますよ」
おじゃましたときに、
お店の片隅でサバラン(とコーヒー)をご馳走になったのですが、
今まで味わったことのないジューシーさにクリビツ仰天。
感動しました。
お誕生日に必須なホールケーキ。
ちなみに息子さんが営む加美ミノンでは、
お子様が大喜びしそうなキャラクターケーキも受注可能だとか。
娘、息子、の誕生日にぜひともお願いしたいです(グワシ)。
「ぬぬぬ!これは!」
グッと来たネーミングの福生ロールは、
知ってる人はみんな知ってる福生の定番土産。
その横にあるパフロール(大人気商品)は、
ミノン発祥の一番古いロール菓子。
「パフロールは私が今から40年前に考えて作ったケーキです。
最近ではどのお店も真似して作っていますよ」
大阪などにも発送しているという、
ミノン一番人気のマドレーヌ。
結婚式のときなんかにもよく使われるそうですよ。
草笛サブレは、
2人の思いが融合した福生の新名物。
あまり大きい声ではいえませんが、
ジャ○ー○、あ○しのメンバーも、
好んでこのお菓子を食べているそう。
↑お店のお客さんがメンバーと親しい間柄で、
頼まれてよく持って行くそうだす。
笑顔が眩しい、
店主の伊藤正博さんと甫子さん。
大仏
「福生でお店をはじめたきっかけは?」
伊藤さん
「たまたま家内の親戚が青梅に居まして。
そのときに見つけた、
福に生まれると書いて“福生”という地名が良いなぁと。
それが縁でここでお店をはじめました」
大仏
「1972年というといまとはだいぶ景色も違ったんでしょうか?」
伊藤さん
「この辺で言うと、
お店の前にマンションがありますよね?
そこがスーパーのマルフジだった。
銀座通りも今よりもっと賑やかでねぇ、
商店もいっぱいありましたよ」
大仏
「話が前後してしまうのですが(汗)、
ケーキ作りをはじめたきっかけは?」
伊藤さん
「高校に行っているとき、
パン屋さんでアルバイトをしていたんです。
クリスマスになるとケーキも売っていたんだけど、
それが良く売れてねぇ」
大仏
「にゃるほど」
伊藤さん
「それから高校を辞めて、
昭和32年に日本橋のケーキ屋に修行に入ったんです。
そこで5年間。
その後いろいろなケーキ屋に行き、
昭和47年、31歳のときに福生に店を出したんです」
大仏
「ケーキのこだわりなどはありますか?」
伊藤さん
「無添加。添加物を使わないケーキがこだわりです。
フルーツなどの持ち味を楽しんでほしくて。
だから香料は一切使用していません」
大仏
「6月8日に銀座通りでお祭り(銀座商栄会アート祭)が開催されますが、
ミノンさんもご参加ですよね?」
伊藤さん
「もちろんです。
うちではワンコインシュークリーム(100円)と、
草笛演奏会もやる予定です」
大仏
「ではまたそのときに。
小銭を握りしめておじゃまします!」
福生で一番歴史のある、
親子代々愛されるお店『ミノン』。
お店の片隅でケーキにぱくつきながら、
小さなお子様を連れたお客さんとのやりとりを垣間見て、
「いいなぁ〜。これだよ。これ(どれだよ!)」
ずっと残っていてほしいと思った、
昔ながらのケーキ屋さんです。
【お店】ミノン
【住所】東京都福生市本町28
【電話】042-552-6156
【定休日】火曜日
【営業時間】9:00〜19:30
【地図】
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今日もありがとうございました。
緑の大仏
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