2013.02.14 Thursday
ハウスにおじゃま。
先日131graphic改め131DIRECTIONとして、
新たなスタートを切った柳沢さんの、
新しい事務所に遊びに行って来ました。
1950年頃にアメリカ人専用住宅として建てられたという、
こちらの米軍ハウス。
お家にこんなことを言うと失礼かもしれませんが、
キュート、キュート、キュートなハウスです。
ハウスのシンボル的存在。
白い柵は「可動式」という斬新なアイデアが採用されたおり、
車を置きたいとき、
BBQをしたいとき、
あらゆる用途に対応可能(新しい)。
「10日から20日くらいで芽がでてくるんだよ〜」
お庭には芝生の芽が植えられておりました。
春ごろにまたおじゃまして芝生の上でゴロゴロしたいです。
「木枠だね。たぶん当時のままだと思うよ」
福生にある米軍ハウスは基地がある影響で、
防音工事が施された窓枠が多い気がするのですが、
ここのハウスは「この感じがいい」という、
大家さんの賢明な判断の元、
今でもこうして木枠な状態で残っているそうです(貴重)。
扉を開けたら即リビング。
アメリカ人向けに作られたハウスは、
玄関がありません。
そんなこんなで日本人が住むハウスの大半には、
このように「ポーチ」と呼ばれる、
玄関の役目を担うものが設置されております。
「あ、開かない…」
ポーチに入るとたまたま遊びに来ていた少女が、
ドアノブをガチャガチャしてました。
写真を撮り忘れてしまいましたが…
このドアノブも当時のままのオリジナルです。
「おじさんに任せなさい」
なんて偉そうなことを言いながらオープンザドア。
シャレオツな家具がいい塩梅に配置されたリビングの、
上にある穴は通気口だそうです(珍)。
逆サイからのリビング。
右手の壁、縦に木が埋め込まれている形は、
ウォールバトンと呼ばれ、
アメリカの家でよく用いられる方式なのだとか。
「こ、これはなんですか?」
「これは煙突のなごりだね。
昔のハウスは薪ストーブが多かったんだよ」
「キッチンもいい感じですねぇ」
あの長い電話コードを見ると、
映画『ナポレオンダイナマイト(邦題バス男)』を思い出します(笑)。
「この棚も当時のものでね。
こんな感じのガラスは今ではなかなかないんだよ。
ロマンチカの松本さんがこの間遊びに来たんだけど、
これはいい!って雄たけびをあげていたよ」
わかる人にはわかってしまう、
貴重なガラス棚。
違いのわからない僕も感動した、
超巨大なアメリカ仕様の冷蔵庫。
閉めても開けても絵になります。
「冷蔵庫と洗濯機はみんな見ると驚いてくれるね。
苦労して運んだ甲斐がありました(笑)」
ちなみに洗濯機が置いてあったスペースは、
その昔ボイラー(湯沸かし器)が置いてあったのだそうです。
映画に出てきそうな可愛らしいバスルーム。
オリジナルのまま残っている、
コロっと丸みを帯びたフォルムの便座も可愛かったです。
玄関から左手に行ったところにあるお部屋。
ザ・アメリカンポップですね。
「この部屋の壁はなんで三色なんですか?」
「このハウスは撮影スタジオとしても使っていて。
雰囲気に合わせていろいろな壁で撮影できるようにしたんだよ」
「なるへそ〜」
濃い緑で渋く、
ミントで爽やかに、
いろいろな使い方ができそうだす。
続いてベッドルームにおじゃましました。
先ほどのお部屋とは打って変わって、
シックな雰囲気。
いろいろな住人を見守ってきたやる気スイッチも、
当時のままのオリジナル。
趣がありますねぇ。
かくれんぼの舞台として、
デザイン事務所として、
撮影スタジオとして、
いろいろな楽しみ方ができる、
131DIRECTIONの米軍ハウス『131HOUSE』。
次回はバーベキューなんかでお呼ばれしたいです(笑)。
■131DIRECTION
http://131direction.com/
■131HOUSE
http://131house.com/index.html
■131direction face book
http://www.facebook.com/pages/131direction/474462382612921
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今日もありがとうございました。
緑の大仏
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